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君津警察署

2017.06.05

集中豪雨や台風等による被害防止

今年も集中豪雨や台風等による被害が予想されます。
昨年(平成28年中)は、7月、8月中に大雨による浸水被害や道路冠水が度重なって発生し、特に東北地方や北海道に甚大な被害をもたらした台風9号、10号は、千葉県でも多数の人的被害や住家被害、崖崩れ等を起こしました。
こういった集中豪雨や台風等による被害は、気象情報をこまめにチェックして、未然に防ぐことが重要です。災害への備えをもう一度確認しましょう。
1 普段の心構え
 〇 避難場所・経路を確認しておきましょう
 〇 非常持出品を準備しましょう
 〇 浸水のおそれのある地域では、生活用品を安全なところに移しておきましょう
 〇 家の周辺を見回り、強風で飛ばされそうな物を片付けておきましょう
 〇 無理な外出は控えましょう
2 防災情報
  気象庁から発表される注意報や警報は、災害に対する注意や警戒を呼びかけています。
  【雨に関する情報】
   大雨注意報・・・大雨によって災害(土砂災害や浸水害)が起こるおそれがある
   大雨警報 ・・・大雨によって重大な災害(土砂災害や浸水害)が起こるおそれがある
   洪水注意報・・・大雨、長雨、融雪等により河川が増水し、災害が起こるおそれがある
   洪水警報 ・・・大雨、長雨、融雪等により河川が増水し、重大な災害が起こるおそれがある
   雷注意報 ・・・落雷等により災害が起こるおそれがある
   土砂災害警戒情報・・・土砂災害の危険性が高まった市町村を特定して発表するもので、警戒情報避
                                       難材料の一つ
   特別警報 ・・・特別警報は、気象現象が特に異常であり、重大な災害が起こるおそれが著しく大き
                             い場合
           数十年に一度の強度の台風や大雨などに発表されます。
           これは、「ただちに命を守る行動をとってください!」という意味です。
  【1時間の雨量と降り方】
   10~20ミリ・・・ザーザーと降る。雨の音で話し声がよく聞き取れない。
   20~30ミリ・・・土砂降り。傘をさしていても濡れる。
   30~50ミリ・・・バケツをひっくり返したように降る。道路が川のようになる。
   50~80ミリ・・・滝のように降る。傘はまったく役に立たない。
   80ミリ以上 ・・・息苦しくなるような圧迫感があるように降る。
   こんなときは注意
   ・ 真っ黒な雲が近づき、周囲が急に暗くなるとき。
   ・ 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えるとき。
   ・ ひやっとした冷たい風が吹くとき。
   ・ 大粒の雨やひょうが降りだすとき。
  【台風について】
   台風のおおよその勢力を示す目安として、風速(10分間平均)をもとに台風の「大きさ」と「強
     さ」を表現します。
   「大きさ」は強風域(風速15m/s以上の強い風が吹いているか、地形の影響などがない場合に吹く
        可能性のある範囲)の半径
   「強さ」は最大風速で区分します
  【台風の強さの階級分け】
   強   い・・・最大風速 33m/s以上~44m/s未満
   非常に強い・・・最大風速 44m/s以上~54m/s未満
   猛 烈 な・・・最大風速 54m/s以上
3 台風・大雨による避難
 〇 避難場所の確認
   自分が避難する場所を確認しておきましょう。
   また、避難場所までの経路も日中と夜間で一回ずつ確認しておけば、より速やかな避難ができます。
 〇 気象現象の確認
   台風や大雨は、数日前から天気予報等で、その危険性を察知することができます。
 〇 避難勧告・避難指示
   自治体から出される、避難勧告・避難指示には従うようにしましょう。

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