菅原道眞・譽田別命を祀っている神社

菅原道眞・譽田別命を祀っている神社

菅原神社

菅原神社は、「通称・てんじんさま」と呼ばれ地域の人々に親しまれています。
祭神は、菅原道眞・譽田別命の2体を祀っています。敷地805坪の境内には本殿(銅板葺)、拝殿(瓦葺)、社務所(瓦葺)が建ち並びます。
創立は元弘2年6月25日(北朝光厳天皇 正慶元年)に時の地頭が当地の鎮守として社を創建し菅原道眞を祀ったのです。
元禄年間には領主の祈願所となり毎年正月7日にやぶさめの神事が行われます。
やぶさめは、昭和45年(1970年)9月21日に君津市の無形文化財に指定されました。起源は、明らかではありませんが里伝によれば元禄年間に当時の領主か祭祀料を共進し、やぶさめの行事を行いつつ武道を奨励し五穀豊穣を祈願したと伝えられています。
神事に奉仕する男の子を「わかと」といい享保2年(1717年)からは領主の名代として15歳未満の名主の嫡子がこの神事を行いました。明治に入り神社・寺院の総代の家の子が選ばれるようになり現在に至っています。普通ややぶさめ神事は、馬に乗って走りながら行うものと思われますが、ここでは歩いて的を 射る「歩射(ぶしゃ)」で、約10m離れた位置から的を狙い、白(晴れ)と黒(雨)の部分に当たった回数で一年の天候や豊凶を占うのだそうです。
 

INFOインフォメーション

名称 菅原神社
(スガワラジンジャ)
住所 〒299-1161 千葉県君津市北子安2-18-1 アクセス